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創造と迷走の日々。

11.24.21:52

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12.13.06:17

我流宵闇展観、無事終了致しました。

応援して下さった方々、ギャラリーまで足を運んで下さった方々、また今回作品展に誘って下さった式水氏に多大なる感謝を。


以下、知己が贈ってくれた文より。


もしも。
もしも彼らが確かなるこの世のものだとしたら。
彼らの存在を認めるに足りる証明として
あなたは何を欲するだろうか。

何をもって彼らを
「実在」
していると信じ、
何をもって彼らを
「生あるもの」
と確信するだろうか。

文明と科学の陰、
未だ人の立ち入らぬ秘境で、
また忘れられた場所で、
或いは都会の喧騒にかき消されて、
繁栄におごる人の心にふとした微かな闇への畏怖を与えながら
彼らは連綿と
“生きてきた”。


生の存在証明として最も雄弁なものは
「屍」
だろう。
生無くして死は在らず、
死在るからにはかつて必ず生が在った。

ここにあるのは彼らの屍。
我々と同じに
生きて、死に、
その螺旋の中で子孫へ血脈を繋いできた
純然たる“生命”の骸。

純然たるが故、朽ちゆくものは生命の摂理のまま土に還り続けてきた。
我々や、我々の知る生き物達と同じに。

長く長く、
彼らはそうして生死の歴史を紡いできた。

ただ人の目に留まらなかったことだけが、彼らの存在を現実から遠ざけていった。


……今ここに、彼らの肉体を形あるままに世に繋ぎ止める。

彼らの死を前にした時、
その実在の生を信じるか、
屍さえもまやかしと笑うか、
それとも、混沌の死臭を嗅ぎ分けるか。

さあ、幻妖の博物誌を始めよう。



『シシテシカバネ ヒロウモノアリ』――――。

文:歌月



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